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Human Controlled 1 EP解説

  • 執筆者の写真: tokyonagaremono
    tokyonagaremono
  • 2015年11月13日
  • 読了時間: 2分

iTunesよりリリースされた東京流れ者の作品集「Human Controlled 1 EP」は2011年に制作が完了したもので、もともとは14曲入りのアルバムだったが、独自性と品質の高い5曲を抜き出してお届けしたいと思って、このような発表になりました。

最近では作曲という意識はなく、1~4小節のループの組み合わせ、というAcid Techno的な作り方が中心だが、この作品では作曲志向が強いというくらいで、特にコンセプトはありませんでした。

機材はLogic Proがシーケンサーになっていて、ドラムはサンプリングされたものをソフトサンプラーから鳴らすのがほとんど。

あとは、ソフトシンセとRoland JUNO-106、SYSTEM-100、CLAVIA Nord rack 2、Elektron Monomachineで作っています。

タイトルはTB-303の「Computer Controlled」に対するかたちで「Human Controlled」を思いついて、「電子音楽だって、人の手で作っているんですよ」という意味があったりなかったり。

テクノだけど、人間味たっぷりの泥臭さみたいのを表現したくてやってるので、ピッタリなタイトルだと思ってます。

以下、楽曲解説

・Rapid I Share

ちょっと昔に流行った、細かいブレイクビーツを使ったアップテンポなトラック。たぶん、JUNO-106で冒頭のフレーズを作って、そっから膨らました。

エッジの立ったベースラインはNord RackのFM合成を使った音作り。

ビートはTR-606とR-8やDR-660の音を足していて厚みを持たせたのが工夫した箇所です。

・Ultrabeat

どうやったかイマイチ覚えていないが、MonomachineとSYSTEM-100のシンクを使ったのは覚えています。あとはFXpansionのDCAMを使ったはず。

勢いあっていいですね。

・Life For Figure

自分の持ってる美メロの集大成的な曲で、よく出来たなぁ、と。ただ、それだけですが。

このころ、僕が唯一聴けるJAZZのアート・ブレイキーをよく聴いていて、こういう音使いが出来たんだと思います。まぁロックミュージシャンが背伸びするようなアノ感じ。

JUNO-106のリード音は上手くできたなぁ、とも思ってます。

・Highme

これはスライの「暴動」の影響です。この頃、「暴動」をすごくよく聴いていて、どうも"Maestro Rhythm King"を使ってるらしい、というのをどっかで読んで、音を探してきて使っています。

・Baseout

これは原始的なシンセサイザーのサンプルを入手したので、それを組み立てて作ったもの。

「Highme」もそうですが、完全にロックのノリですね。この曲とLife For FigureはBFDを使ってます。

 
 
 

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